「auのスマホ代、割引を付けているはずなのに毎月7,000円を超えている」「楽天モバイルが安いのは知ってるけど、電波で後悔したくない」
この記事はそんな方に向けて書いています。
この記事を書いている私は楽天グループ株式会社に11年従事(元楽天社員)し、2,000名以上の方の契約サポートをさせていただきました。いまはau回線のpovoも自分で契約して電波を検証中。ahamo、LINEMO、楽天モバイルも全部自分の名義で使い比べながら、元・中の人の視点といちau回線ユーザーの本音、両方から忖度なしで書きます。
- 乗り換え費用は完全0円(auの違約金なし・MNP転出手数料なし・楽天の事務手数料なし)
- 使い放題MAX+ 5Gからなら月4,510円・年間54,120円安くなる。割引をフル適用している人でも月1,980円差
- そのかわりau回線の電波と家族割・スマートバリューを手放す。損得は家族全体の通信費で計算する
- 手続きはMNPワンストップ対応でスマホだけで完結。最短当日開通
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auから楽天モバイルに乗り換えるといくら安くなる?【料金比較】
最初にお金の話をはっきりさせておきます。auの現行プランと楽天モバイルを、無制限どうしで並べるとこうなります。
| プラン | 月額(割引なし) | 割引を最大適用 |
|---|---|---|
| au 使い放題MAX+ 5G | 7,788円 | 5,258円 |
| auバリューリンクプラン | 8,008円 | 5,478円 |
| 楽天モバイル(無制限) | 3,278円 | 3,278円(割引不要) |
すべて税込。auの割引は家族割プラス(3人以上)・auスマートバリュー・au PAY カードお支払い割をすべて適用した場合です。
割引なしの比較なら月4,510円、年間で54,120円の差。家族3人と光回線とカード払いの条件を全部そろえている人でも、無制限どうしで月1,980円は楽天モバイルの方が安くなります。
楽天モバイルには「割引の条件」がそもそも存在しません。データをあまり使わない人は、もっと極端な差になります。auの小容量向けプラン「スマホミニプラン+」と比べてみてください。
| 月のデータ量 | au スマホミニプラン+ | 楽天モバイル(Rakuten最強プラン) | 差額/月 |
|---|---|---|---|
| 〜1GB | 4,928円 | 1,078円(3GBまで同額) | −3,850円 |
| 〜3GB | 6,578円 | 1,078円 | −5,500円 |
| 〜5GB | 8,228円 | 2,178円(20GBまで同額) | −6,050円 |
税込・割引適用前の比較。
正直に補足すると、auの割引をフルに組めるご家庭ならミニプラン+も2,398円まで下がります。それでも楽天の1,078円より1,320円高い。しかもその2,398円は「家族3人・光回線・カード払い」を維持し続けることが前提の金額です。ここの前提が崩れた瞬間に元の料金へ戻るのが、auの料金の分かりにくいところだと思っています。
乗り換え前に知っておくべきデメリット3つ
メリットより先にデメリットからいきます。ここを読み飛ばした人が後悔するのを何人も見てきたので、元中の人として一番丁寧に書きます。
au回線より電波が弱い場所はまだある
auはプラチナバンドを長年運用してきたキャリアです。建物の奥まった場所・地下・山間部での安定感は、正直まだauに分があります。
そして、auから乗り換える人にこそ知っておいてほしい事情がひとつ。楽天モバイルはこれまで、自社エリアの外側を「auの電波を借りる」パートナー回線ローミングでカバーしてきました。このローミング提供が2026年9月末で原則終了する予定です。つまりこれからの楽天モバイルは、自前の電波だけで勝負するフェーズに入ります。
どの地域が影響を受けるのかはauローミング終了エリアの解説マップにまとめているので、乗り換え判断の前に見ておいてください。
私は日本各地で電波の実測を続けています。プラチナバンド展開後の都市部はかなり良くなった一方で、郊外や屋内は場所によって差が残るのが実感です。自分の生活圏がどうかは楽天モバイル電波実測マップで確認できます。
家族割プラス・auスマートバリューの割引が家族側からも消える
自分の割引がなくなるのは覚悟の上でも、見落としがちなのが家族への影響です。家族割プラスは同居家族の回線数で割引額が決まるため、あなたが抜けると残った家族の割引額が減るケースがあります。
自分の請求書だけ見て判断すると、家族全体では思ったより得していなかった。これ、本当によくあるパターンです。
auひかりとのセット割(auスマートバリュー)も同じ構造なので、乗り換えの損得は「家族の通信費の合計」で計算してください。
auのキャリアメールは持ち出し有料
@au.comや@ezweb.ne.jpのアドレスを使っている場合、「auメール持ち運び」(月330円)を契約すれば乗り換え後も使えますが、無料ではありません。
月330円を払い続けるより、これを機にGmailへ移行するのが個人的なおすすめです。考え方と手順はキャリアメール持ち運びの解説記事に書いています。
それでも乗り換えるメリット5つ
使った分に応じて料金が自動で変わる

楽天モバイルは3GBまで1,078円、20GBまで2,178円、それ以上はどれだけ使っても3,278円。プラン変更の手続きなしで、使った月は上がり、使わなかった月は勝手に安くなる段階制です。しかも、ギガ無制限でどれだけ使っても速度制限は基本されない唯一のSIM回線です!
auで「今月ほとんど使っていないのに満額」を経験したことがある人ほど、この仕組みのありがたみが分かるはずです。
データ無制限が3,278円。テザリングも上限なし
使い放題MAX+のほぼ半額で無制限が手に入ります。auの使い放題系プランはテザリングが合計60GB/月までで、超えると128kbpsに制限されますが、楽天モバイルはテザリングも含めて上限なし。ポケットWi-Fiや自宅回線の代わりに使っている人が多いのも納得です。
Rakuten Linkで国内通話がかけ放題

auで通話定額を付けると月880円から1,980円の追加料金がかかります。楽天モバイルは専用アプリ「Rakuten Link」からの発信なら、追加料金なしで国内通話かけ放題です。
050番号など一部は対象外になる場合があるのでご注意ください。
楽天市場のポイント還元が常時+4倍

楽天モバイル契約者は楽天市場のSPUが+4倍(上限あり)。楽天市場でよく買い物をする人なら、これだけで月額料金の元が取れるケースもあります。Ponta経済圏から楽天経済圏への引っ越しになるので、普段どちらで買い物しているかも判断材料にしてください。
乗り換えで14,000円分のポイントがもらえる
違約金0円・手数料0円に加えて、楽天モバイル紹介キャンペーン経由なら乗り換えで14,000ポイント。無制限プラン約4ヶ月分が戻ってくる計算です。
auから楽天モバイルで後悔しやすい人の3つの共通点
「auから楽天モバイル 後悔」と検索する人が一定数いるのは事実です。ただ、後悔のパターンは決まっています。
生活圏の電波を確認せずに乗り換えた
後悔している人の声をたどると、ほとんどがここに行き着きます。鉄筋コンクリートのマンション中層階や半地下、山際の住宅地にお住まいの方は特に慎重に。実測マップで生活圏を確認して、不安が残るなら楽天回線の友人に自宅で電波を見せてもらうくらいの慎重さでちょうどいいと思います。auローミングが終わった後の環境で考えるのがポイントです。
家族の割引まで計算に入れていなかった
デメリットの章で書いたとおりです。家族割プラスとauスマートバリューは、抜けた本人だけでなく残る家族の請求にも影響します。乗り換え前に家族全員分の明細で試算してください。それでも楽天の方が安くなる家庭は多いのですが、確認せずに進めるともめる原因になります。
スマホトクするプログラムの返却条件を忘れていた
auで端末を「実質半額」で買っている人は残価の扱いに注意。プログラム自体はau解約後も継続できますが、返却の申込みタイミングを逃すと免除されるはずだった残価がまるごと請求に変わります。乗り換え前にMy auで、いつまでに返却すれば残価が免除されるのかを確認しておいてください。
乗り換えのベストタイミングは「月末の2〜3日前」
先に答えを言うと、月末の2〜3日前に手続きを始めるのが一番損しません。
auは解約月の料金が日割りされません。月初に乗り換えても月末に乗り換えても、その月の料金は満額かかります。だったら月末まで使い切った方が得です。いっぽう楽天モバイル側は使った分だけの段階制で始まるので、月末に開通しても負担はわずかで済みます。
では、なぜ月末当日ではなく2〜3日前なのか。MNPの回線切り替えには手続きから数時間〜1日程度かかることがあり、切り替えが翌月1日にずれ込むとauの翌月分がまるまる発生するからです。これが一番もったいないパターンなので、余裕を持って動いてください。
違約金・手数料はかかる?
「解約金があるから動けない」という相談をいまだに受けるので、章を分けてはっきりさせておきます。2026年7月時点で、auから楽天モバイルへの乗り換えにかかる費用は次のとおりです。
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| auの解約違約金 | 0円(2022年に廃止済み) |
| MNP転出手数料 | 0円 |
| 楽天モバイルの契約事務手数料 | 0円 |
| SIM発行料(eSIM/物理SIM) | 0円 |
※ひとつだけ例外があります。2025年10月1日以降に新規契約した回線を1年以内に解約する場合のみ、契約解除料1,100円がかかります。昔の「2年縛りの違約金」とは別物で、長く使っている回線なら気にしなくて大丈夫です。
かかるのは解約月のauの料金(日割りなし)だけです。
auから楽天モバイルへの乗り換え手順【MNPワンストップで予約番号不要】
auから楽天モバイルはMNPワンストップ対応です。昔のように「MNP予約番号を取ってから申し込む」必要はなく、楽天モバイルの申込画面の中でauの転出手続きまで完結します。
au以外のキャリアからの手順や乗り換え全体の流れは楽天モバイルへの乗り換え完全ガイドにまとめています。
一番もったいないのはポイントの取りこぼしです。申し込みは必ず三木谷キャンペーンの公式ページを開いてから「お申し込み」に進んでください。通常ページ経由の申し込みはキャンペーン対象外です。
いま使っているスマホをそのまま使う場合は、楽天モバイル公式の「ご利用製品の対応状況確認」ページで機種名を検索してください。eSIM対応可否もここで見ておくと後の選択がラクです。
auで購入したスマホは2021年10月以降SIMロックなしで販売されているので、SIMロック解除はほとんどの人が不要です。それより古い機種の場合だけ、My auから無料で解除できます。
緑色のボタンから紹介キャンペーンの公式サイトへ進むと、クーポンコードが適用された状態で申し込みを始められます。

最初にSIMタイプ(物理SIMかeSIM)を選びます。その次の画面に「他社から乗り換え(MNP)」の選択肢が出てきます。

ここを飛ばして進むと新規番号での契約になってしまいます。いまの番号を残すなら必ずMNPを選択してください。
「引き継ぎたい電話番号」にauで使っている電話番号を入力すると、MNPワンストップ(au対応)で手続きを進められます。

MNPワンストップの手続きではau IDのログインが必要になるので、IDとパスワードを事前に確認しておくとスムーズです。
最後に支払い方法を選んで申し込みボタンを押します。押す前にクーポンの適用と、MNPで引き継ぐ電話番号の2点だけ見直してください。
申し込み後にもうひと作業あります。my楽天モバイルの「申し込み履歴」にある「電話番号の引き継ぎ(MNP)申請する」を押してください。
クリックするとauのWebサイトに移動するので、au IDでログインして転出手続きを進めます。ここまでで楽天モバイル側の申し込みは完了です。
eSIMの場合は審査完了メールが届いたら、my 楽天モバイルアプリで開通手続きをします。物理SIMを選んだ場合は、SIMカードが届いたタイミングで差し替えて切り替えです。開通した時点でauは自動解約となるので、au側での解約手続きは一切不要です。
開通したらやることは次の2つです。
- Rakuten Linkアプリをインストールしてログイン(無料通話はこのアプリから)
- キャンペーンのポイント条件であるRakuten Linkでの10秒以上の通話を済ませておく(2026年3月2日以降の申し込みから必須条件です)
開通の瞬間からau回線は圏外になります。外出先ではなく、Wi-Fiのある自宅でじっくりやるのが安全です。
機種そのまま・データそのままで大丈夫?
やることはSIMの差し替え(eSIMなら書き込み)だけ。写真もアプリもLINEも、スマホの中身には一切手を付けません。いわゆるデータ移行の作業は不要です。
気をつけてほしいのは支払い関係です。auかんたん決済で払っているサブスクがある人は、乗り換え前に決済手段をクレジットカードなどへ変更しておいてください。楽天モバイルはiPhoneのキャリア決済に対応していないので、App Store系の支払いもカードに寄せておくと安心です。
au PAYの残高とPontaポイントは解約後も消えません。au IDは解約後も残るので、慌てて使い切る必要はないです。
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よくある質問
Q. auの解約にペナルティはある?
基本的にありません。違約金は2022年に廃止済みで、最低利用期間もなし。唯一の例外は、2025年10月1日以降に新規契約した回線を1年以内に解約する場合で、このときだけ契約解除料1,100円がかかります。長く使っている回線なら心配することはないレベルです。
Q. au PAY残高やPontaポイントはどうなる?
そのまま残ります。au IDは解約後も使えるので、au PAY残高は引き続き支払いに使えますし、Pontaポイントも失効しません。ただし楽天経済圏に移ると貯まる速度は落ちるので、日常使いの範囲で消化していくのが現実的です。
Q. 電波が不安。試してから乗り換える方法はある?
あります。いきなりMNPせず、楽天モバイルを新規(別番号)で契約して生活圏の電波を試し、問題なければauの番号をMNPで移す二段構えです。新規契約は乗り換えよりキャンペーンポイントが少なくなる点だけ天秤にかけてください。auの番号をどうしても残したい人は、auからpovoに番号を移して基本料0円で維持しながら楽天を使う方法もあります。
この記事を書いている人(著者)
2014年に楽天株式会社(現:楽天グループ株式会社)に入社。広告やマーケティング関連の業務に11年間従事し2026年3月からフリーランスとして独立。
「実際に自分が使わなければ本当の使い勝手はわからない」と考えて、楽天市場、楽天トラベル、楽天銀行、楽天カード、楽天証券、楽天ペイ、楽天マガジン・・・と各種楽天サービスを登録して使っています。
楽天モバイルも開始当時は「電波繋がらない」といった声が数多くある中で「実際どうか?」を知るためにメイン回線として契約していました(実際、電波悪くて苦労した経験も😅)。
実際の体験レビューを重視したいので楽天モバイル以外に大手3社の携帯回線であるahamo(ドコモ)、POVO(au)、LINEMO(ソフトバンク)も全部契約して徹底検証しています。
2024年から現在まで私の紹介経由で約2,000名の方に楽天モバイルをご契約頂きました!皆様ありがとうございます!

おかげさまで、2024年2月頃から現在までに私経由で約2,000人を超える方に楽天モバイルお申し込み頂いています。ご加入いただいた皆様、ありがとうございました😌

